脳腫瘍手術最前線

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先日、朝のワイドショーでやっていました。
脳腫瘍をはじめとする、首から上の癌治療最前線。
技術の進歩にびっくり。

サイバーナイフ

精密な正確さで、癌に放射線のピンポイント攻撃。
手術で取り除けない場所の癌に効果的。

すばらしいけど、トマホークミサイルの技術を応用しているというのが、ちょっと皮肉っぽい。
まあ、利用できるものならなんでも利用していいかな。
助かる人がいるんだから。

健康保険の適用があるのも良いですね。
それでも60数万円で、結構な値段だけど。

BNCT治療

患者にホウ素を注入。
ホウ素が癌細胞に取り付いたら、中性子線で攻撃。
ホウ素の取り付いた癌細胞だけ攻撃できる。

癌と正常細胞がまぜこぜになっている場所などに効果的。
癌が広範囲に広がって、手術できない場合にも治療できる。

すばらしいけど、原子力発電所の中でしか中性子線を使えないそうで、これはちょっと問題ですね。
わたしは反原発派なので...
現在は発電所の中に治療室を造って、治療をしていて大変そう。

でも、原発でなくても中性子線を作り出せる装置を開発している研究者もいて、ほんと頑張って欲しいです。
もし、この治療が一般化されれば画期的なのは間違いないですから。

癌治療薬 HF10

HF10は、ヘルペスウィルスの変異株だそうで、癌細胞に取り付いて殺したり、癌細胞を小さくするそうです。
抗がん剤のような酷い副作用もなく、従来の治療法との併用も可能だそうで、とても現実的だと思います。

タカラバイオが頑張っているみたいだけど、臨床実験などもあって実用化はまだまだ先の様子。

いろいろあるんだろうけど、最先端の研究分野では日本もまだまだ捨てたもんじゃない。
国がもっと研究資金をまわせばいいと思う。
無駄遣いばっかりしてるんだから。

あと、医療分野では医師会をはじめ偉い立場の人間が研究資金の分配をしっかりやってくれないと困る。
才能のある人や、有望な研究には、思い切ってドーンと資金を振り分ける余裕くらいあるでしょう。

医療がだめだと国が滅びますよ。

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